カジノゲームの攻略法の一つである「カウンティング」を知っていますか？

カウンティングは、ブラックジャックの攻略法として多くのカジノプレイヤーが使用している攻略法です。

今回は、カウンティングの概要と使い方について解説していきます。

カウンティングとは

カウンティングとは、テーブルに出たカードの数字を記憶していき、まだテーブルに出ていないシューの中のカードを予測する行動のことを言います。

「シュー」とは、トランプカードのデッキのことを指します。

シューの中身は毎回同じにはなっておらず、必ず偏りが発生しています。

その偏りを逆手に取って利用するのがカウンティングとなります。

ブラックジャックでは、「10,J,Q,K」が全て「10」として扱われるため「10」のカードが多いのが特徴となっています。

そのため「10,J,Q,K」がシューの中にどのくらい残っているのかを把握することが、偏りを見極めるポイントとして重要となってきます。

例えば、プレイヤー側の合計値が「10」や「11」だった場合に、シューの中に「10」が多く残っていることを把握できていれば、「10」を引く確率は高くなり「21」に近づけやすい有利な状況と判断することができます。

反対に、プレイヤー側の合計値が「15」や「16」など微妙な数値だった場合、「10」を引いてバーストしてしまう確率が高くなってしまうため、無理な勝負はしないと判断することができます。

プレイヤー側の数字だけでなく、ディーラー側のカードを見る事も大切です。

シューの中に「10」が多い状況を把握できていれば、ディーラーのオープンカードが「10」や「9」と高い数値の場合、次に「10」を引いてバーストする確率が高いと判断することができます。

その場合は自分は無理にヒットはせず、ディーラーにカードを引かせてバーストさせ、勝利することができます。

このように、カウンティングをしていれば自分が「有利な状況」か「不利な状況」かを判断することができます。

難易度は高いですが、ランドカジノでは禁止されているほど効果の高い攻略法なのです。

カウンティングの方法

カウンティングは場に出てきたカードを覚えていくことでシューの中身を把握することができますが、全てのカードを覚えるとなると大変です。

プレイヤーとディーラーのカードだけでも困難ですが、オンラインで他のプレイヤーと一緒にプレイする「ライブブラックジャック」になれば、他のプレイヤーのカードも覚える必要があります。

そこで考えられたのが、カードをグループ毎に分けて数値化し、簡易的な計算でカウンティングをしていく方法です。

カウンティングには様々な方法が存在しますが、ここでは初心者の方でも理解しやすい「ハイローシステム」の方法について説明します。

ハイローシステムでは「10,J,Q,K,A」のカードを「-1」、「7,8,9」のカードを「+-0」、「2,3,4,5,6」のカードを「+1」と3種類のグループに分けて数値化して管理していきます。

カウンティングでは、「10」のカードが偏りを見極める重要なポイントになっており、その重要なカードをマイナス値としてカウントすることで、より効率的に偏りが見分けられるようになっています。

ハイローシステムのカウンティングの結果によってプレイヤーの行動が決まります。

ここでは、ハイローシステムによって結果がマイナスになった場合とプラスになった場合の行動を説明します。

・カウンティングの結果がマイナスの場合

「10」のカードは全て「-1」とカウントされるため、マイナスが多いほど「10」のカードがシューの中から出ていることが分かります。

つまり、合計の数値がマイナスであればあるほどプレイヤーが「10」を引く確率が低くなります。

・カウンティングの結果がプラスの場合

「10」以外のカードが場に多く出ているほどプラスが大きくなるため、シューの中に「10」のカードが多く残っていると判断することができます。

つまり、合計の数値がプラスであればあるほどプレイヤーが「10」を引く確率が高くなります。

ハイローシステムのカウンティングは簡易的に管理できるよう3種類に数値化しているため、カジノ初心者の方でも気軽に使用することができます。

結果がマイナスの場合とプラスの場合では次に起こすアクションが変わってくるため、理解しておくことが大切です。

今回は、カウンティングの概要と使い方について解説してきました。カウンティングはブラックジャックをプレイしている多くのプレイヤーが使用している攻略法です。

カウンティングの方法には様々なものが存在していますが、中でも「ハイローシステム」は簡易的に管理できるよう3種類に数値化しているため、カジノ初心者の方でも気軽に使用することができます。

ブラックジャックをプレイする際に一度、カウンティングを使用してみてはいかがでしょうか。